Windows Outlook連絡先・カレンダーをMacに転送する

対象OS

Mac OS X 10.3 (Panther)
Mac OS X 10.4 (Tiger)

データ転送元:

  • Windows XP Professional SP2
  • Outlook 2003

はじめに

Windows から Mac に乗り換えるときに困るのが、いままで使っていたメールアドレス帳や予定表をどうやって Mac に転送しようかということ。私も、これまで使っていた Windows ノート PC のデータを Mac に移動しようとして結構つまづいた。iPod を介して、Windows の iTune → iPod → Mac の iTune という形で転送してみた。けれどこの方法だと Mac が iPod 内のデータを置き換えちゃって、iPod のデータ(要は Windows からのデータ) が Mac に反映されない。

そこでいろいろ調べてみた。下記のようにするとちゃんと Windows から Mac へのアドレス帳とカレンダーデータの転送ができる。

※ここで説明するのはWindows に標準で付いてくる Outlook Express ではなく、Outlook からのデータ転送方法です。Outlook Express には対応していません。




使用ソフト

  • O2M v2.0 (Little Machines) … シェアウエア $10 (2006/10/27現在、日本円で約¥1,180) 購入にはビザまたはマスターカードが必要
  • vCard コンバータ (木下 幹司)

Windows XP から転送データを取得する

この章では Windows XP にて作業を行う。

O2Mのダウンロードと購入

Little Machinesウェブサイト

  1. Windows XP にて、下記のリンクをクリックして、Little Machines ウェブサイトに行く。
  2. すると左の画面が表示されるので、赤枠で囲った “Download” のリンクをクリックする。


ダウンロードページ

  1. すると左の画面に移動する。
  2. まずは、画面左側の Download の欄にある、”Outlook 2002/2003/XP Version” と書かれているすぐ下の “site 1” または “site 2” をクリックして、O2M をダウンロードする。
  3. 次に、右側の Buy の下の方にある [Buy Now] (赤枠で囲った部分) をクリックして購入ページに飛ぶ。


購入ページ

  1. すると左の画面に移動する。
  2. 購入のための情報を下記の要領で入力。入力はローマ字で行う。
    • a … 姓 (例: Suzuki)
    • b … 名 (例: Ichiro)
    • c … メールアドレス (例: ichiro@mariners.com)
    • d … 居住市 (例: Kobe)
    • e … 郵便番号 (例: 6500012)
    • f … O2M のアップデートや関連製品の情報を送ってほしい場合はチェックを入れたままにする。いらない場合はチェックを外す。
  3. 入力できたら、その下にある [Submit] (赤枠で囲った部分) をクリックする。


購入ステップ2

  1. 次に、左の画面が表示されるので、赤枠で囲った [Proceed to VeriSign] をクリックする。


クレジットカード情報入力

  1. 次に、左の画面に行くので、下記の要領でクレジットカード情報を入力する。
    • a … クレジットカード番号
    • b … クレッジットカード種類 (ビザ or マスター)
    • c … クレジットカードの有効期限 (最初の欄が月、次の欄が年)
  2. すべて入力したら、赤枠で囲んだ [>> Continue] ボタンをクリックする。


登録住所入力画面

  1. するとしばらくして左の画面が表示される。以下の要領でクレジットカードに登録している情報を入力する。
    • a … クレジットカードの有効期限 (最初の欄が月、次の欄が年)
    • b … クレジットカードに書かれてある名前 (例: Ichiro Suzuki)
    • c … 住所 (英語表記なので、番地 町名  例: 12-34 Chuoh-ku)
    • d … 市 (例: Kobe-shi) この情報は O2M へシリアル番号を入れる際に必要なので、忘れないようにどこかに書いておこう
    • e … 都道府県名 (例: Hyogo-ken)
    • f … 郵便番号 (例: 6500012)
    • g … 国名 (例: Japan)
    • h … 電話番号 (市外局番から 例: 09012345678)
    • i … メールアドレス (例: ichiro@mariners.com)
  2. すべて入力し終えたら、その下にある [I Authorize this transaction] をクリックする。
  3. しばらくすると、”Confirmation” と書かれた確認画面が表示されるので、内容をもう一度確認する。
  4. Confirmation 画面の内容が間違っていれば、[<< Back] ボタンを押して入力し直す。よければ [Submit Transaction For Processing] ボタンを押して注文を確定する。
  5. しばらくして “Your transaction was approved!” と書かれた画面が表示されれば、注文が受け付けられたことになる。その画面の下部にある [Obtain Serial Number] ボタンをクリックして次の画面に移動しよう。
    もし、その画面が表示されなかったら、クレジットカード支払い受付ができなかったことを意味する。もう一度クレジットカード情報を正しく入れたか、そのクレジットカードはちゃんと使えるかを確認して、改めて最初からやり直そう。


シリアル番号

  1. 上記の [Obtain Serial Number] ボタンを押すと、左の画面が表示される。
  2. 赤枠で囲った部分がシリアル番号なので、なくさないように大切に控えておこう。


O2M のインストール

O2M起動画面

  1. 先ほどダウンロードした O2M のインストーラー (o2m_setup_2002_2003_xp.exe) を起動してインストールする。
  2. インストール後、O2M を起動すると左の画面が表示される。
  3. 赤枠にした [Unlock] ボタンをクリックする。


シリアル番号入力

  1. すると、左の画面に変わる。上で入手したシリアル番号を真ん中に赤枠で囲んだボックスに入力しよう。
  2. シリアル番号がすべて入力し終わったら、画面右下の [Next >] ボタンをクリックする。


シティ入力

  1. すると、左の画面に変わる。
  2. 上記の O2M 購入時に入力した市 (City) を真ん中の赤枠ボックスに入力する。
  3. その後、[Next >] ボタンをクリックする。
  4. 次に現れる画面でも [Next >] ボタンをクリックする。これで O2M が使えるようになった。


転送データの取得

Ready

  1. 上記までが終わると、O2M の画面は左のようになっているはず。
  2. [Next >] ボタンを押して次の画面に移動する。


保存フォルダ選択

  1. ここでは、デフォルトの保存先である “C:\My_Outlook_Files” 以下にデータを保存することとして話を進める。
  2. 画面右下の [Next >] を押して次に進む。
  3. 次の画面 (Outlook Email Folders) は転送したいメールフォルダを選択できる。が、私の場合メールは IMAP にて一元管理している (詳しくはこのリンクを参照のこと) のでここはスキップ。画面右下の [Next >] を押して次に進む。


連絡先

  1. すると、左の画面になる。連絡先を転送するために、Contacts にあるチェックボックスにチェックを入れる。
  2. [Next >] ボタンをクリックして次に進む。


連絡先の保存形式

  1. 次に、連絡先の保存形式を選択する。赤丸のように “Apple Address Book (Jaguar/OS X 10.2 and higher only)” を選択する。
  2. [Next >] ボタンをクリックして次に進む。


連絡先のカテゴリ

  1. 次に、連絡先を Mac アドレス帳に保存する際のカテゴリを選択する。ここでは “Work” を選択した。(カテゴリは後で Mac で変えられる)
  2. [Next >] ボタンをクリックして次に進む。


カレンダー

  1. 次にカレンダーの内容を保存するか選択する。
  2. 左のように “Yes” にチェックを入れて、[Next >] ボタンをクリック。


カレンダー保存形式

  1. 次にカレンダー保存形式を選択する。
  2. 保存先の Mac OS X が Jaguar (OS X 10.2) 以上の場合は左のように “Apple iCal (Jaguar/OS X 10.2 and higher only)” を選択。
  3. その後、[Next >] ボタンをクリックして次に進む。


カレンダー期間設定

  1. 次に、転送したいカレンダーの期間を設定する。
  2. Outlook に保存されている全期間のデータを保存したいときは、左のように “Convert all appointments, regardless of date” を選択する。
  3. もし、期間を設定したい場合はもう片方のチェックボックスを選択して、期間を設定する。
  4. その後、[Next >] ボタンをクリックして次に進む。


会議招待アドレス検索数

  1. 次に、カレンダーにて設定した会議案内が送られたメール宛先を何人まで検索するか設定する。
  2. 検索には時間がかかるので、ここでは左のように “Only look up email addresses if an invite is addressed to fewer than:” を選択。
  3. その下のリストにて、”10 invitees” を選択。
  4. その後、[Next >] ボタンをクリックして次に進む。


これでやっと変換設定が終わった。次の画面 “Ready to Start” にて [Start] ボタンを押して変換を行う。
しばらく待って “Finished” の画面が表示されたら変換終了!! [Exit] ボタンを押して O2M を終了する。

上記のようにすると、変換したデータは Windows の C:\My_Outlook_Files に格納されている。そのフォルダ全体を Mac に転送しておく。




Mac にてデータを登録する

この章以降は Macintosh にて作業を行う。

ソフトウェアのダウンロードとインストール

  1. 下記のリンクをクリックしてvCard コンバータをダウンロードする。

ファイルは ZIP 形式になっているので、ダウンロード後展開しておこう。

データの変換

vCardコンバータ

  1. 以上で作成した vCard コンバータのアイコンをデスクトップ上に表示しておく。
  2. このアイコンに、先ほど Windows にて変換して Mac に持ってきた My_Outlook_Files\contacts フォルダから、”Contacts.vcf” ファイルをドラッグ&ドロップする。


変換内容設定

  1. すると、左のようにダイアログが表示されて “どちらに変換しますか?” と聞いてくるので [UTF-8] ボタンをクリックする。
  2. 次に、保存先のフォルダを聞いてくる。デフォルトで自分のホームの “書類” フォルダが選択されているので、そのままにして画面右下の [選択] ボタンをクリック。
  3. しばらくすると変換が終了する。
  4. 同様に、calendar フォルダにある “Calendar.ics” も変換しておく。


データのインポート

アドレスブック環境設定

  1. データをインポートする前に、まずはアドレスブックを起動する。
  2. アドレスブックが起動したら、メニューから [アドレスブック] – [環境設定] を選択する。
  3. そこで表示される環境設定のウィンドウにて、”vCard” を選択する。
  4. すると左の画面になるので、赤枠の通りに “vCard のフォーマット” にて “2.1” にチェックを入れる。
  5. その右にあるリストにて、”UTF-8″ を選択する。
  6. 上記設定が終わったら、環境設定のダイアログを閉じておく。


書類フォルダ

  1. いよいよ変換したデータをインポートする。自分ホームの ”書類” フォルダを開く。
  2. すると左のように書類フォルダにて変換された Contacts.vcf と Calendar.ics が見えるはず。(見えない人は、vCard コンバータにて改めて変換し直そう。)


カード追加

  1. 上記の Contacts.vcf をダブルクリックする。
  2. すると、左のようにダイアログが表示されるので [OK] ボタンをクリックする。
  3. これにて、アドレスブックへのデータ登録は完了。


イベントを追加

  1. 次に、iCal へカレンダーデータをインポートするため、書類フォルダから Calendar.ics をダブルクリックする。
  2. すると左のように、どのカテゴリに登録するか聞いてくるので、適切なカテゴリ (この例では “仕事” ) を選択して [OK] ボタンをクリックする。


以上でデータの転送は完了。

Note:

  • Windows にて、機種依存文字 (たとえばギリシャ数字 (II) など) を使用していた場合、それらは正しく変換されない。(変換はされないが、エラーで途中終了もしない。) なので、Mac にデータをインポートした後に機種依存文字部分をアドレスブックなどで修正しよう。
  • Outlook の連絡先にて、一人の人に複数のメールアドレスを設定していた場合、それらは “¥n” をはさんで連続して登録される (例: mail1@aaa.com¥nmail2@bbb.com) ので、Mac にインポートした後に適宜修正しておこう。

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