月別アーカイブ: 2007年4月

システム定期サービスの動作時間を変更する

対象OS

Mac OS X 10.3 (Panther)
Mac OS X 10.4 (Tiger)

はじめに

Mac OS X も含めて、UNIX 系の OS ではシステムにて一定期間ごとに実行されるサービスが存在しています。その実行間隔は下記のように分かれています。

  • 一日一回実行 (daily)
  • 週に一回実行 (weekly)
  • 月に一回実行 (monthly)

これらは主にシステムのメンテナンス目的で行われます。ここで気にしないといけないのはそれらが何時に行われるかってこと。OS X のデフォルトではこれらが未明 (3時とか 5時とか)に行われるように設定されています。そのために夜中に Mac の電源をオフにしている人の場合、これらのサービスが実行されないままになっています。

OS のメンテナンス上、それではよくありません。そこで、深夜に Mac の電源をオフにしている人は下記のように定期サービス実行時間を変更しておきましょう。

設定にあたっては、Tiger と Panther では下記のように設定方法が全く異なります。自分の OS バージョンにあわせて見てください。




Panther での変更方法

Mac OS X を含む UNIX 系 OS では、決められた日時に登録されたサービスを行うために cron (クーロン) が用意されている。Panther ではシステムが行う定期処理も cron を使って行っている。ここではそれらをシステム cron と呼ぶ。システム cron を含め、cron はユーザーがログインしてようがいまいが、コンピュータが起動していれば実行される。

以降にて、システム cron の設定時間の変更方法を解説する。

設定

crontab の編集

# vi /etc/crontab

-- 黄色部分のように修正
SHELL=/bin/sh
PATH=/etc:/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin
HOME=/var/log
#
#minute hour    mday    month   wday    who     command
#
#*/5    *       *       *       *       root    /usr/libexec/atrun
#
# Run daily/weekly/monthly jobs.
15      12      *       *       *       root    periodic daily
30      13      *       *       6       root    periodic weekly
30      14      1       *       *       root    periodic monthly

時間は 24 時間制で記述する。上記の例では、

  • 日々行われるサービスは毎日 12:15 に実行される。
  • 週一で行われるサービスは毎週土曜日の 13:30 に実行される。
  • 月一で行われるサービスは毎月一日の 14:30 に実行される。

例えば週一のサービスを土曜日でなく月曜日にしたい場合は、weekly の設定行の 5 番目の要素を 6 から 1 に変える。(ちなみに日曜日にしたい場合は 0 または 7 を指定する。)

Tiger での変更方法

Tiger では、これまでのシステム cron に代わり、launchd (ラウンチ・ディー) にて定期サービスが行われるようになった。具体的な変更は下記のようにする。

# cd /System/Library/LaunchDaemons
# vi com.apple.periodic-daily.plist ... 日々の定期サービスの時間変更

-- 18 行目以降を黄色部分のように変更する。
   <key>Hour</key>
   <integer>12</integer> ... 開始する時間
   <key>Minute</key>
   <integer>15</integer> ... 開始する分
-- ここまで

# vi com.apple.periodic-weekly.plist ... 週一の定期サービスの時間変更

-- 18 行目以降を黄色部分のように変更する。
   <key>Hour</key>
   <integer>13</integer> ... 開始する時間
   <key>Minute</key>
   <integer>30</integer> ... 開始する分
   <key>Weekday</key>
   <integer>6</integer> ... 開始する曜日
-- ここまで

# vi com.apple.periodic-monthly.plist ... 月一の定期サービスの時間変更

-- 18 行目以降を黄色部分のように変更する。
   <key>Hour</key>
   <integer>14</integer> ... 開始する時間
   <key>Minute</key>
   <integer>30</integer> ... 開始する分
   <key>Day</key>
   <integer>1</integer> ... 開始する日

設定が終わったら Mac を再起動することで変更完了。

時間は 24 時間制で記述する。上記の例では、

  • 日々行われるサービスは毎日 12:15 に実行される。
  • 週一で行われるサービスは毎週土曜日の 13:30 に実行される。
  • 月一で行われるサービスは毎月一日の 14:30 に実行される。

例えば週一のサービスを土曜日でなく月曜日にしたい場合は、weekly の設定行の 5 番目の要素を 6 から 1 に変える。(ちなみに日曜日にしたい場合は 0 または 7 を指定する。)

Darwinにて正しくマシン名を登録する

対象OS

Mac OS X 10.3 (Panther)
Mac OS X 10.4 (Tiger)

はじめに

Panther と Tiger ではそれぞれ設定方法が異なる。これとあわせて、Windows 共有でのワークグループを設定するも設定しておこう。

Panther での設定方法

# vi /etc/hostconfig

-- 8 行目あたりを黄色のように変更
HOSTNAME=mypc ... 設定したい名前 (日本語はだめ)

上記にて次回起動時からマシン名が設定されたとおりになる。正しく設定されているかを確認するには、ターミナルから

$ hostname

とすることで表示される。(表示は mypc.local のようにドメイン (local) 付きで表示される。

あわせて、Tiger での設定方法通りに設定して Darwin と Mas OS X での名前を合わせておこう。

Tiger での設定方法

名前設定

  1. [システム環境設定] – [共有] をクリックする。
  2. すると左のウィンドウが表示されるので、設定したいマシン名を入力する。
  3. [システム環境設定] を閉じる。

MacプリンタをWindowsから利用する

対象OS

Mac OS X 10.3 (Panther)
Mac OS X 10.4 (Tiger)

はじめに

あらかじめプリンタは Mac に接続され、Mac からちゃんとプリントができていることが前提。

Tiger ユーザーへ: (2005/9/1 update)

プリンタ登録画面

この設定を行うと、Tiger では Mac (自分自身)からそのプリンタに対してプリントできなくなる。
Mac からプリントするには、右の図のようにもうひとつプリンタを設定(同じプリンタを追加で設定)し、Mac からはそのプリンタを指定することで問題なくプリントできる。
この際、プリンタ名を変えておくとどちらが Mac 用かわかるので便利。(右の図では、ネットワーク参照用のプリンタに”for Network”を追加している)




設定

プリンタ共有

  1. [システム環境設定] – [共有] を選択する。
  2. [プリンタ共有] にチェックを入れる。

mime.convs の修正

この設定は Panther のみ必要。Tiger では必要ないのでスキップする。(ここをクリックしてスキップ)

# vi /etc/cups/mime.convs

-- 黄色のコメント部分を削除する
#application/octet-stream        application/vnd.cups-raw        0       -

mime.types の修正

この設定は Panther のみ必要。Tiger では必要ないのでスキップする。(ここをクリックしてスキップ)

# vi /etc/cups/mime.types

-- 黄色のコメント部分を削除する
#application/octet-stream

printers.conf の修正

# lpinfo -v

-- 下記のように表示される
network pap
network socket
(中略)
direct usb://EPSON/PM-910C?serial=0HELL0010212315010
	... 実際のプリンタ名は個々の環境で異なる
	... "direct usb://"にて始まる目的のプリンタを探す
(以下略)
-- ここまで

# vi /etc/cups/printers.conf

-- 黄色の部分を修正(先に表示したデータをカット&ペーストする)
DeviceURI file:///dev/null
  ↓	以下のようにする
DeviceURI usb://EPSON/PM-910C?serial=0HELL0010212315010

もし lpinfo でプリンタ情報が表示されない場合、ちゃんと [プリンタ共有] を有効にしているか確認すること。

CUPS の再起動

Panther の場合:
ここまでできたら、再度 [システム環境設定] 内の [共有] にて [プリンタ共有] を一度停止し、もう一度開始する。

Tiger の場合:

# ps ax |grep cupsd

-- 下記のように画面に表示される (数字等は環境によって変化する)
174 ?? Ss	0:00.90 /usr/sbin/cupsd -f ... この行の先頭の番号 (黄色部分を覚えておく
748 p1 R+	0:00.00 grep cupsd
-- ここまで

kill -HUP 174 ... 先ほど覚えておいた数字を指定する (この場合は 174)

Windows 側の設定

これで Mac 側の設定は完了。次に Windows 側の設定を行う。

ここで使用したのは Windows XP Home Edition。

  1. ウェブブラウザ (Firefox や Internet Explorer) を起動して、http://mypc.mydomain:631 と入力する。(赤字部分はプリンタのつながった Mac の名称または IP アドレス)
  2. 表示された画面より Manage Printers をクリックする。
  3. 表示された画面よりプリンタの名前部分のリンクをクリックする。
  4. 表示された画面の URL をコピーする。
  5. [コントロールパネル] より [プリンタとFAX] を開く。
  6. ネットワークプリンタを選択し、「インターネットまたはイントラネット上のプリンタに接続」にチェックを入れて、先ほどコピーしておいた URL をペーストする。
  7. そのプリンタに適したプリンタドライバを選択する。

参考サイト

ホーム以外の共有フォルダをWindowsに公開する

対象OS

Mac OS X 10.3 (Panther)
Mac OS X 10.4 (Tiger)

はじめに

例として、ルート直下に /Music というフォルダを作成し、公開する場合の共有設定方法を挙げる。

インストール

必要なソフトは OS X にすでにインストールされているので、追加インストールは一切なし。

設定

smb.confの追加・修正

# cd /etc
# chmod o+w smb.conf ... 書込み禁止を解除 (Panther のみ必要)
# vi smb.conf

-- 最下行に下記の設定を追加する
[Music]		; Windows に表示したいフォルダ名称
   path = /Music	; 共有したいフォルダのパス
   public = yes 	; この Mac にユーザーアカウントがある者のみの
			; アクセスとしたい場合は no とする
   writable = yes	; 書込み禁止にしたいときは no とする

また、フォルダ共有と関係はないが、この通りに Mac プリンタを Windows に公開している場合、下記は必要ないのでコメントアウトしておくと良い。

# vi /etc/smb.conf

-- 黄色の通りに該当行をコメントアウトする
;[printers]
;  path = /tmp
;  printable = yes

起動

[システム環境設定] – [共有] より [サービス] のタブにある [Windows 共有] をオンにする。(すでにチェックが入っている場合はいったんオフにして、再度オンにする)

これで Windows から指定のフォルダが見えるようになる。

Windows Outlook連絡先・カレンダーをMacに転送する

対象OS

Mac OS X 10.3 (Panther)
Mac OS X 10.4 (Tiger)

データ転送元:

  • Windows XP Professional SP2
  • Outlook 2003

はじめに

Windows から Mac に乗り換えるときに困るのが、いままで使っていたメールアドレス帳や予定表をどうやって Mac に転送しようかということ。私も、これまで使っていた Windows ノート PC のデータを Mac に移動しようとして結構つまづいた。iPod を介して、Windows の iTune → iPod → Mac の iTune という形で転送してみた。けれどこの方法だと Mac が iPod 内のデータを置き換えちゃって、iPod のデータ(要は Windows からのデータ) が Mac に反映されない。

そこでいろいろ調べてみた。下記のようにするとちゃんと Windows から Mac へのアドレス帳とカレンダーデータの転送ができる。

※ここで説明するのはWindows に標準で付いてくる Outlook Express ではなく、Outlook からのデータ転送方法です。Outlook Express には対応していません。




使用ソフト

  • O2M v2.0 (Little Machines) … シェアウエア $10 (2006/10/27現在、日本円で約¥1,180) 購入にはビザまたはマスターカードが必要
  • vCard コンバータ (木下 幹司)

Windows XP から転送データを取得する

この章では Windows XP にて作業を行う。

O2Mのダウンロードと購入

Little Machinesウェブサイト

  1. Windows XP にて、下記のリンクをクリックして、Little Machines ウェブサイトに行く。
  2. すると左の画面が表示されるので、赤枠で囲った “Download” のリンクをクリックする。


ダウンロードページ

  1. すると左の画面に移動する。
  2. まずは、画面左側の Download の欄にある、”Outlook 2002/2003/XP Version” と書かれているすぐ下の “site 1” または “site 2” をクリックして、O2M をダウンロードする。
  3. 次に、右側の Buy の下の方にある [Buy Now] (赤枠で囲った部分) をクリックして購入ページに飛ぶ。


購入ページ

  1. すると左の画面に移動する。
  2. 購入のための情報を下記の要領で入力。入力はローマ字で行う。
    • a … 姓 (例: Suzuki)
    • b … 名 (例: Ichiro)
    • c … メールアドレス (例: ichiro@mariners.com)
    • d … 居住市 (例: Kobe)
    • e … 郵便番号 (例: 6500012)
    • f … O2M のアップデートや関連製品の情報を送ってほしい場合はチェックを入れたままにする。いらない場合はチェックを外す。
  3. 入力できたら、その下にある [Submit] (赤枠で囲った部分) をクリックする。


購入ステップ2

  1. 次に、左の画面が表示されるので、赤枠で囲った [Proceed to VeriSign] をクリックする。


クレジットカード情報入力

  1. 次に、左の画面に行くので、下記の要領でクレジットカード情報を入力する。
    • a … クレジットカード番号
    • b … クレッジットカード種類 (ビザ or マスター)
    • c … クレジットカードの有効期限 (最初の欄が月、次の欄が年)
  2. すべて入力したら、赤枠で囲んだ [>> Continue] ボタンをクリックする。


登録住所入力画面

  1. するとしばらくして左の画面が表示される。以下の要領でクレジットカードに登録している情報を入力する。
    • a … クレジットカードの有効期限 (最初の欄が月、次の欄が年)
    • b … クレジットカードに書かれてある名前 (例: Ichiro Suzuki)
    • c … 住所 (英語表記なので、番地 町名  例: 12-34 Chuoh-ku)
    • d … 市 (例: Kobe-shi) この情報は O2M へシリアル番号を入れる際に必要なので、忘れないようにどこかに書いておこう
    • e … 都道府県名 (例: Hyogo-ken)
    • f … 郵便番号 (例: 6500012)
    • g … 国名 (例: Japan)
    • h … 電話番号 (市外局番から 例: 09012345678)
    • i … メールアドレス (例: ichiro@mariners.com)
  2. すべて入力し終えたら、その下にある [I Authorize this transaction] をクリックする。
  3. しばらくすると、”Confirmation” と書かれた確認画面が表示されるので、内容をもう一度確認する。
  4. Confirmation 画面の内容が間違っていれば、[<< Back] ボタンを押して入力し直す。よければ [Submit Transaction For Processing] ボタンを押して注文を確定する。
  5. しばらくして “Your transaction was approved!” と書かれた画面が表示されれば、注文が受け付けられたことになる。その画面の下部にある [Obtain Serial Number] ボタンをクリックして次の画面に移動しよう。
    もし、その画面が表示されなかったら、クレジットカード支払い受付ができなかったことを意味する。もう一度クレジットカード情報を正しく入れたか、そのクレジットカードはちゃんと使えるかを確認して、改めて最初からやり直そう。


シリアル番号

  1. 上記の [Obtain Serial Number] ボタンを押すと、左の画面が表示される。
  2. 赤枠で囲った部分がシリアル番号なので、なくさないように大切に控えておこう。


O2M のインストール

O2M起動画面

  1. 先ほどダウンロードした O2M のインストーラー (o2m_setup_2002_2003_xp.exe) を起動してインストールする。
  2. インストール後、O2M を起動すると左の画面が表示される。
  3. 赤枠にした [Unlock] ボタンをクリックする。


シリアル番号入力

  1. すると、左の画面に変わる。上で入手したシリアル番号を真ん中に赤枠で囲んだボックスに入力しよう。
  2. シリアル番号がすべて入力し終わったら、画面右下の [Next >] ボタンをクリックする。


シティ入力

  1. すると、左の画面に変わる。
  2. 上記の O2M 購入時に入力した市 (City) を真ん中の赤枠ボックスに入力する。
  3. その後、[Next >] ボタンをクリックする。
  4. 次に現れる画面でも [Next >] ボタンをクリックする。これで O2M が使えるようになった。


転送データの取得

Ready

  1. 上記までが終わると、O2M の画面は左のようになっているはず。
  2. [Next >] ボタンを押して次の画面に移動する。


保存フォルダ選択

  1. ここでは、デフォルトの保存先である “C:\My_Outlook_Files” 以下にデータを保存することとして話を進める。
  2. 画面右下の [Next >] を押して次に進む。
  3. 次の画面 (Outlook Email Folders) は転送したいメールフォルダを選択できる。が、私の場合メールは IMAP にて一元管理している (詳しくはこのリンクを参照のこと) のでここはスキップ。画面右下の [Next >] を押して次に進む。


連絡先

  1. すると、左の画面になる。連絡先を転送するために、Contacts にあるチェックボックスにチェックを入れる。
  2. [Next >] ボタンをクリックして次に進む。


連絡先の保存形式

  1. 次に、連絡先の保存形式を選択する。赤丸のように “Apple Address Book (Jaguar/OS X 10.2 and higher only)” を選択する。
  2. [Next >] ボタンをクリックして次に進む。


連絡先のカテゴリ

  1. 次に、連絡先を Mac アドレス帳に保存する際のカテゴリを選択する。ここでは “Work” を選択した。(カテゴリは後で Mac で変えられる)
  2. [Next >] ボタンをクリックして次に進む。


カレンダー

  1. 次にカレンダーの内容を保存するか選択する。
  2. 左のように “Yes” にチェックを入れて、[Next >] ボタンをクリック。


カレンダー保存形式

  1. 次にカレンダー保存形式を選択する。
  2. 保存先の Mac OS X が Jaguar (OS X 10.2) 以上の場合は左のように “Apple iCal (Jaguar/OS X 10.2 and higher only)” を選択。
  3. その後、[Next >] ボタンをクリックして次に進む。


カレンダー期間設定

  1. 次に、転送したいカレンダーの期間を設定する。
  2. Outlook に保存されている全期間のデータを保存したいときは、左のように “Convert all appointments, regardless of date” を選択する。
  3. もし、期間を設定したい場合はもう片方のチェックボックスを選択して、期間を設定する。
  4. その後、[Next >] ボタンをクリックして次に進む。


会議招待アドレス検索数

  1. 次に、カレンダーにて設定した会議案内が送られたメール宛先を何人まで検索するか設定する。
  2. 検索には時間がかかるので、ここでは左のように “Only look up email addresses if an invite is addressed to fewer than:” を選択。
  3. その下のリストにて、”10 invitees” を選択。
  4. その後、[Next >] ボタンをクリックして次に進む。


これでやっと変換設定が終わった。次の画面 “Ready to Start” にて [Start] ボタンを押して変換を行う。
しばらく待って “Finished” の画面が表示されたら変換終了!! [Exit] ボタンを押して O2M を終了する。

上記のようにすると、変換したデータは Windows の C:\My_Outlook_Files に格納されている。そのフォルダ全体を Mac に転送しておく。




Mac にてデータを登録する

この章以降は Macintosh にて作業を行う。

ソフトウェアのダウンロードとインストール

  1. 下記のリンクをクリックしてvCard コンバータをダウンロードする。

ファイルは ZIP 形式になっているので、ダウンロード後展開しておこう。

データの変換

vCardコンバータ

  1. 以上で作成した vCard コンバータのアイコンをデスクトップ上に表示しておく。
  2. このアイコンに、先ほど Windows にて変換して Mac に持ってきた My_Outlook_Files\contacts フォルダから、”Contacts.vcf” ファイルをドラッグ&ドロップする。


変換内容設定

  1. すると、左のようにダイアログが表示されて “どちらに変換しますか?” と聞いてくるので [UTF-8] ボタンをクリックする。
  2. 次に、保存先のフォルダを聞いてくる。デフォルトで自分のホームの “書類” フォルダが選択されているので、そのままにして画面右下の [選択] ボタンをクリック。
  3. しばらくすると変換が終了する。
  4. 同様に、calendar フォルダにある “Calendar.ics” も変換しておく。


データのインポート

アドレスブック環境設定

  1. データをインポートする前に、まずはアドレスブックを起動する。
  2. アドレスブックが起動したら、メニューから [アドレスブック] – [環境設定] を選択する。
  3. そこで表示される環境設定のウィンドウにて、”vCard” を選択する。
  4. すると左の画面になるので、赤枠の通りに “vCard のフォーマット” にて “2.1” にチェックを入れる。
  5. その右にあるリストにて、”UTF-8″ を選択する。
  6. 上記設定が終わったら、環境設定のダイアログを閉じておく。


書類フォルダ

  1. いよいよ変換したデータをインポートする。自分ホームの ”書類” フォルダを開く。
  2. すると左のように書類フォルダにて変換された Contacts.vcf と Calendar.ics が見えるはず。(見えない人は、vCard コンバータにて改めて変換し直そう。)


カード追加

  1. 上記の Contacts.vcf をダブルクリックする。
  2. すると、左のようにダイアログが表示されるので [OK] ボタンをクリックする。
  3. これにて、アドレスブックへのデータ登録は完了。


イベントを追加

  1. 次に、iCal へカレンダーデータをインポートするため、書類フォルダから Calendar.ics をダブルクリックする。
  2. すると左のように、どのカテゴリに登録するか聞いてくるので、適切なカテゴリ (この例では “仕事” ) を選択して [OK] ボタンをクリックする。


以上でデータの転送は完了。

Note:

  • Windows にて、機種依存文字 (たとえばギリシャ数字 (II) など) を使用していた場合、それらは正しく変換されない。(変換はされないが、エラーで途中終了もしない。) なので、Mac にデータをインポートした後に機種依存文字部分をアドレスブックなどで修正しよう。
  • Outlook の連絡先にて、一人の人に複数のメールアドレスを設定していた場合、それらは “¥n” をはさんで連続して登録される (例: mail1@aaa.com¥nmail2@bbb.com) ので、Mac にインポートした後に適宜修正しておこう。